IT業界でよく使われているプログラミング言語の数は、さほど多くはない。しかし、プログラミング言語の種類は非常に多く、現時点で200以上ものプログラミング言語が存在している。
現在もプログラミング言語の数は増え続けているが、多くのプログラミング言語が生み出された理由は需要があったからだ。システムやプログラムを組むためにはプログラミング言語が必要だが、昔はプログラミング言語の汎用性もそこまで優秀ではなく、使い分けはほぼ必須だった。

このようなシステムやプログラムを実現させたいという要望に応えるために、様々なプログラミング言語が生み出されてきたと考えてよいだろう。プログラミング言語の種類とそれぞれの特徴については、こちら（http://programming-gengo.com）で具体的に解説されているので、併せて読んでみてほしい。

とはいえ、先に書いたようにIT業界で使用されるプログラミング言語はだいぶ固まりつつある。そのため、多くのプログラミング言語はIT業界ではすでに過去のものと化しており、無理に学ぶ必要はない。PythonやJavaのように汎用性が十分なプログラミング言語も存在しており、特定のプログラミング言語1本で活躍することも十分可能だ。もっとも、古いシステムの改修などの場面で、過去のプログラミング言語の知識が役立つ可能性はある。

無理に色々なプログラミング言語を学ぶ必要はないが、他のプログラミング言語に興味を示さないのは決してよいことではない。これから登場するプログラミング言語がIT業界を席巻する可能性も十分にあるので、新たなプログラミング言語についての情報は集めておいて損はないだろう。